現在祭屋台等を所有・保存している人たち、それを造らせた人(町内)たち、造った人(職人)たちの心を大切に、基本的な錺道具の製作技術(古代から現代まで)をよく理解し、与えられた仕事にどう生かし、どう対応するかを常に考え仕事をしています。
所属 | 不破錺工房 |
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得意な技術 | 様々な技術が必要とされる錺金具ですが、まずは基本の平金具に於いて基本的な技術を保つこと、その上で切磋琢磨しながら多種多様な技術と表現に向き合いながら、時代に合った新しい物も生み出せるように日々精進しております。 |
職人歴 | 30年 |
文化を伝承することの難しさを痛感する昨今ではありますが、時代を経ても変わらないのは祭屋台は町の財(たから)だという事実です。古き佳きものも新しいものも町の人にとっては財であり誇りだという事。
職人としての私はその思いを受け止め、町の人の声を聞きながら喜んでいただけるように精一杯仕事をするよう心がけております。